AlbumArt - 畦地梅太郎(1902-1999)
1. KUROFUNE / 2.おとなりさん / 3. 花子はパンク / 4. 返済
5. ふわふわ / 6. メタルポジション / 7. 通りすがり / 8. カナリア
9. 夜になるまでまって / 10. GOMADAN /11. WHISKY WOMAN & HEROIN BOY

衝撃のデビューアルバムから4年!
怪物ツチヤニボンドが帰ってきた!!!



Lenny KravitzとMilton Nascimentoに憧れた青年が
30歳を前に突如Ramonesに衝撃を受け、
そのインスピレーションを自らの中枢にダイレクト注入した。

その豊饒な音楽性をして【はっぴいえんど meets MPB】等と称された傑作1stから4年、
パンクもクラウトも飲み込んでしまった怪物ツチヤニボンドが更なる進化を遂げた。
まさにジャンルレスでボーダレス!現代に鳴らすべきロックを問う問題作がここに誕生!



    音楽ライター/岡村詩野

    「どれほど待っていたことか!」もう次はないのではないか、このままフェイドアウトするんじゃないか…そんな不安を一気に吹き飛ばしてくれる会心の2作目だ。どこをどう切っても全く同じ断面のない音の不規則性とひとたびハマったら抜け出せない毒性、なのに奇妙な人なつこさとポップさも持っている。そしてこの4年ぶりの2作目で彼らが見せてくれるのは、ドロリ、ネットリとしつつもキラリと洗練された音のカレイドスコープだ。ツチヤニボンドの頭脳にして肉体=土屋貴雅、恐るべき才能です。

    ツチヤニボンド2について

    ツチヤニボンドは既にデビューアルバムにおいてあらゆるジャンルを取り込み、荒いところこそあれ、自らに課した当初目標をほぼ達成したと云ってよく、次なる目標設定とその達成に四年の歳月を要したと言っても過言ではありません。セカンドアルバムとなるツチヤニボンド2を一聴して、そのサウンドの変化に驚くかもしれないですが、よくよく聴いていただければ、ツチヤニボンドは根本的に何も変わっていない事を理解して頂けると思います。 そもそもツチヤニボンドとは一定のジャンルを成熟、洗練に向かって突き進むバンドなどでは決してなく、万年過渡期、分裂症気味な音楽資質を持つ土屋貴雅という人物の音楽性変化の歴史を記録、提示する為のユニットなのです。 今作で土屋はアルバムのテーマをパンクとしました。それは決してフォームとしてのパンクではなく、パンクやNWというジャンルが起こりはじめた当時にはあった無茶で無謀、わけのわからない試み。そしてそれを突破口とした先にあるであろう、未知なるモノへの期待。それらが孕む熱気、その象徴としてのパンクです。
    AnalogPantsレーベル代表